メンバー

babylab

メンバー

《研究者》

辻 晶, 博士(講師)主任研究者

私はIRCN 赤ちゃん研究室の主任研究員です。なぜ赤ちゃんは驚くべきスピードと効率で母国語を習得しているのか?その疑問に魅了されドイツ、オランダ、フランス、アメリカで心理学と言語習得を勉強した後、東京大学に着任しました。
researchmap

Monica Barbir, 博士(ポスドク)特別研究員

私はIRCN赤ちゃんラボのポスドクです。赤ちゃんはどのような認知メカニズムに基づき大人よりも容易に言語を獲得するのでしょうか。研究目標は、大人も赤ちゃんのように言語が習える新しい言語獲得ツールの開発です。私はトロント大学と高等師範学校で言語獲得を勉強し、語学指導等を行う外国青年招致事業を通じて日本で英語の先生としても活動しました。修士課程の間は、漫画を通じて言語獲得のツールをデザインしていました。

 Irena Lovcevic, 博士(ポスドク)特任研究員

私はIRCN赤ちゃんラボのポスドクです。赤ちゃんの言語習得において、家族や環境はどのような影響を与えるのでしょうか。家族や環境の様々な要因に関心をもち研究課題としています。私は、ウェスタンシドニー大学のMARCS Institute for Brain、Behavior and Development(マークス脳・行動・発達研究所)で難聴の子どもにおける早期言語発達について研究し、博士号を取得しました。

萩原広道,博士, 客員研究員, 大阪大学 助教

私はIRCN赤ちゃんラボの客員研究員です。乳幼児期の言語発達において,子どもが語の意味をどのように形成し,それをどのように変化 (分化) させていくのかということに特に興味をもっています。また,作業療法士および公認心理師として,お子さんの発達支援に携わってきました。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士号 (人間・環境学)を取得しました。website: Hiromichi Hagihara Twitter: @hagiharahiro

Li Jiarui,博士(ポスドク)特任研究員(長井 研究室, 杉山(矢崎)研究室兼任)

私の研究は,認知発達や社会的知能,機械学習における人的要因の解析とモデル化に焦点を当てています。特に,年齢に応じた脳の学習メカニズムの形成と発達,また,認知発達過程における社会的要因の影響を解明したいと考えています。本研究を通して得られた理論は,人工知能研究に応用することを期待します。

Lu Youtao ,博士(ポスドク)特任研究員

私はIRCN赤ちゃんラボのポスドクです。現在のプロジェクト(JEWELプロジェクト)では、社会的手がかり、特に随伴性が幼児の単語学習で果たす役割と、それが言語や文化によってどのように異なるかを調査しています。ブラウン大学で認知科学の博士号を取得し、論文研究では、英語、マンダリン、日本語の同音多義語の成人の聴覚処理を比較しました。今後はプロジェクトを子供の同音多義語学習に拡大することを計画しています。

Mamonova Ganna – 博士(物理学と数学), 准教授(客員研究員)

私の専門は確率論と数理統計学です。タラス シェフチェンコ キエフ国立大学にて力学および数学を学び、卒業後、ヴァディム・ヘットマンにちなんで名付けられたキエフ国立経済大学で数学分野を教えています。また、学際的なコミック「Blaise Pascal and Combinatorics」のアイデアと脚本の著者でもあります。
この度、東京大学の『ウクライナ侵攻を受けた学生・研究者の特別受入れプログラム』より招待を受けました。Babylabでは、漫画を通して数学の有効性を研究することと観察した結果得られた統計データを分析することを目的としています。

Cécile Crimon, 博士後期課程

私は言語発達過程における社会的環境の役割について、保育園における介入研究を行なっています。パリ高等師範学校の認知科学・言語心理学研究室に在籍する博士後期課程の大学院生です。

《ラボマネージャー》

髙島 智子, 技術経営修士(専門職), 学術専門職員

学士(工学)、技術経営修士(MOT)取得。上級ウェブ解析士、データベースエンジニア、統計士の資格あり。IT技術者を経て、子どもの事故予防研究チームで保護者への情報提供研究の経験があります。データ分析にも関心を持っています。

小野 理恵, 学士(教育), 学術専門職員

大学で幼稚園教諭1種免許を取得。大学職員としての経験、保育園での勤務経験があります。

《研究サポートスタッフ》

Aaron Nakamura , 学術専門職員

主に臨床心理学、発達心理学、文化心理学の分野を専門としています。脳の構造と機能的接続性に対する逆境的小児期体験(ACEs)の影響を調べることを主な研究テーマとしていて、さらにACEsを通して変動する文化的アイデンティティの確立、およびその健全な発達をどのようにサポートできるかに大きな興味があります。 また、言語習得にも広く興味を持っていてACEsと第一、第二言語習得の関係に興味があります。 メンタルヘルス治療センターで青少年のカウンセラーとして働いた経歴があります。

浜中享子, 修士(言語文化), 学術専門職員(長井研究室兼任)

私は、第二言語習得や言語学習におけるメカニズムについて、言語・脳・心の視点から明らかにしていくことに関心があります。修士課程では、小学校の外国語活動におけるWillingness To Communicate(WTC)について研究をしました。中学校・高等学校教諭1種・専修免許(英語)取得、中学と高校での教員経験があります。

《旧メンバー》

石川  めぐみ,修士(学術), University of Kansas, Adjunct Researcher

赤ちゃんの言語獲得を研究することのほかに、幼児期の文法知識の獲得メカニズムを研究しています。子どもたちが文を組み立てる規則<文法>をどうやって学んでいくのか、何が難しいのか、周りの環境はどう影響するのかなどに関心があります。東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻(満期退学・博士号取得見込み)

Sarah der Nederlanden, 修士課程

私はアムステルダム大学の修士課程の学生で、幼児の単語処理に関するオンラインの視線追跡研究を行っています。 言語習得と認知発達に関連するものすべてに興味があります。

Sara El-Shawa(インターン)

私はIRCNの研究インターンです。赤ちゃんとロボットのインターアクションに興味あります。トロント大学のコンピューターサイエンスと生物学科を卒業しています。

※各個人のリンク先のウェブサイトの内容については当研究室は責任を負いません。